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コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスは、組織とあらゆる企業行動をコントロールし方向付けを行う、構造やプロセス、プラクティス、ポリシー、ルールと関わっています。企業にとっては、コーポレート・ガバナンスを確立するということは、利害関係者と企業活動の調整を図りながら、利害関係者、及び関係者それぞれの利益についてバランスを取る、ということを意味します。


では、ここでいう利害関係者とはどういう意味でしょうか?利害関係者には、社内の関係者と社外の関係者の二種類が存在します。社内の関係者とは、当該企業内に利益がある者で、幹部、経営者、取締役、従業員を含みます。一方社外の関係者とは、その会社によって影響を受ける何らかの者で、顧客やサプライヤー、株主、投資家、金融機関、政府、監督当局、また広くは公共一般を指します。


コーポレート・ガバナンスは、企業目標への到達はもちろん、そうした目標そのものの設定さえ可能とする、当該企業内の誰もが遵守するルールとコントロールのセットを作り上げるのを理想としています。コーポレート・ガバナンスは、リスクを軽減し行動を管理して企業責任が確実に果たされるよう、企業内の活動を管理しモニタリングしていくことを暗黙のうちに意味しています。コーポレート・ガバナンスには、内部統制、業績管理、報告、開示、企業価値、データ・ガバナンスが含まれますが、これだけではありません。コーポレート・ガバナンスへの包括的なアプローチは、こうしたプロセス全体を更に大きな社会的な環境、規制環境、及び市場環境の中に位置づけていきます。


UKのCadbury Report、OECDの「コーポレート・ガバナンス原則」、米国のSOX法 (Sarbanes-Oxley Act)では、企業に倫理と記録保持、報告の正当性について説明責任を負わせようとする努力の中で、コーポレート・ガバナンスと内部統制についての標準を定める原則とガイドラインを記載しています。